2008-05

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かわいい女 スイート

『かわいい女 2007 報告用ブログ』は突発的衝動により終焉を迎えました(5/21)。その後『かわいい女 2007 ターボ』として心機一転を試みましたが、失敗(10/4)。今後は『かわいい女 スイート』でお楽しみ下さい。
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2008/02/23 (Sat) 03:48

耳をすませば?

昨夜、ニュース見ようと思ってテレビつけたら、ジブリのアニメ映画がやってて、なんと、オイラの好きなJohn Denverの「Take Me Home Country Roads」がテーマソングとしてカバーされて使われていたので、思わずチャンネルをそのままにして最後まで聴いてみたんだけど・・・。
このカバー、最悪ですね。
なんで日本人の音楽の感性って、こうなんだろう・・・と改めて落胆してしまった。

まず・・・
その映画で使われていたカバーヴァージョンはこちらで試聴してみて下さい。
10曲目の「カントリーロード」というところをクリックしてね。
最初アカペラなのでわかりにくいですが、他に適当な試聴サイトが見つからなかったのでここをリンクしときます。

その後、Denverのオリジナルヴァージョンを聴いてみて下さい。
試聴はこちら
6曲目です。
こちらも、試聴なんかでは良さがわからないと思いますが、とりあえず。

※↑のリンクはアフィリエイトじゃないので、ご安心を。


カバーヴァージョン、なんでこんなに暗くて寂しげで重いのか・・・
いまにも自殺しそうな感じだよ。
この曲からイメージするのは、「故郷」ではなく、「実家」に帰りたくて苦しがってる人。自分を押さえて我慢して、部屋の隅っこでうつむいてるイメージ。よく言えば、切ない。日本人は、たぶん、この「切なさ」が好きなんだと思う。でも、私はこの曲から「切なさ」なんて少しも感じない。
帰りたいのに帰れなくて、ウジウジしてて、暗い、そして、ウゼェ。
こんな奴がいたら、後ろからハリセンでパシーン!ってぶった叩いてやりたくなる。
「ウジウジしてねーで、帰りたきゃ帰りゃーいいだろ!」と言いたくなる。
で、作り方が、感動を押し付けてる音なんだよねぇ。
日本の曲は、なぜか揃いも揃って、やたらこの「押し付け」が強いのだ。
強要しなきゃ感動を誘えない曲なら、最初から作らない方がいいと思うんだけど。
そして、演奏はただバックで鳴ってるだけ。くそつまんねぇ。
歌に合わせれば、それが引き立てることになるとでも思ってんのかなぁ。
「合わせる」のと「引き立てる」のは全然違うのに。
この曲、「苦しい」というのがピッタリな曲に仕上がってると思います。
テレビの音で聴いただけだからわからないけど、CDも、絶対暗い音で仕上げられてるんだろうなぁ、と思う。
J-POPのほとんどがそうだけど、MIDだけ強調されてて、レンジ感、軽さがまったくないのよね。
このCDもそうなんだろうなぁ、と思う。
こんなん聴いてて、何が楽しいんだろう?


一方、オリジナルのDenverヴァージョン。
もしCD持ってない人がいれば買ってみてね。
そして、良いオーディオで聴いて下さい!スピーカーはなるべく3way以上のもので、大きな音で!
この曲は、ベストとオリジナルアルバムではまたバージョンが違うので、どちらかお好みの方で。
聴くだけで、Denverの「故郷」というものが見えてきませんか?
日本のカバーヴァージョンのような「あ〜帰りたい、帰りたい、でも帰れない、やだな〜ウジウジ・・・」っていう悲観的な要素、ウザさ、暗さは少しも伺えない。
ただ、故郷への優しさが溢れてて、気持ちいい。
軽く走りながら、両手を広げて、「あ〜帰りてぇなぁ〜〜っ!」って笑顔で叫ぶ感じ。
見てて清々しい。
私は、ポータブルには必ずこの曲を入れてまずが、外で聴くとほんとに楽しい。空を見上げたくなる。疲れも飛ぶよ。
こうゆうの音楽っていうんだけどなぁ。

みなさんはどうでしょう?

Denverの出す音楽は本当におおらかで、広大で、楽しい、日本にいてもアメリカ大陸を感じることができるので、聴いたことのない人は、ぜひアルバムを買ってみてね。
Denver君、その容姿は金髪メガネくんなので、一見アキバ系ですが、出す音楽はすげぇスケールでかい。
彼のお父さんがパイロットということもあって、幼い頃に海外を転々としたそうなんだけど、彼のスケールの大きさは、そんなところにも影響があるのかなぁ、と思う。とてもワールドワイドなのよね。
デンバーの曲で、「ジェット・プレイン」という、ジェット機に乗って去るよ、っていう曲があるんだけど、そんなデンバーさん、なんという因果か、飛行機事故で亡くなってしまった。


まあ、んな感じで・・・
日本人がアメリカンのような広大さ、軽さ、爽快さを出そうとしても、結局住んでいる土地や環境などがあまりにも違いすぎるので、意識する事はできても、そうゆう音楽を出すことは不可能と思う。
オイラは、何も、日本人にアメリカンロックやカントリーなんかをやって欲しいと思っているわけではないのよ。
ただ、上記に例として上げた曲のように、「わざとらしく故郷を思わせようとした曲」を作るくらいなら、そんなもんやるなよ、と思うのよ。
なんの「前提」も、「作為」もなく、素直に故郷というものを思って音楽を出してみれば、日本人としての、というか、本当は人種を感じさせないくらい超越してるのが一番いいんだけど、「その人」としての音楽というものが出せると思うんだよね。
それは上のカバー曲のような音では絶対ないと思う。
音楽は、「ファッション」や「商品」なんかではなく、「人間」だから。
本当に自分の中にあるものを出せば、それは人種が何であろうと音楽になるし、普遍的で国境や差別のないものになると思う。
そうゆう人、誕生しないかな〜。
でも、そうゆう人は現代では、絶対に売れないことは解っているので、埋れている人材を自分で見つけなきゃーあかんのよね。
めんどいなー。
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アントン・チェーホフの名作「かわいい女」を、少女単体の苅谷文が、自身の日常にリンクさせ辿っていこうと試みたものだったのですが、すぐに飽きて脱線。今はテキトーです。オレはテキトーに生きます。詳細はこちらをご覧下さい。

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