2007-04

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かわいい女 スイート

『かわいい女 2007 報告用ブログ』は突発的衝動により終焉を迎えました(5/21)。その後『かわいい女 2007 ターボ』として心機一転を試みましたが、失敗(10/4)。今後は『かわいい女 スイート』でお楽しみ下さい。
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2007/04/17 (Tue) 19:58

びしょぬれ

20070417195827
ヘイ、びしょ濡れになっちまったぜ
明日も雨らしいぜ。外に出たくないぜ。
しかし、気温は冬に逆戻り!オイラとしては嬉しい!春夏など来なければよいのだ!フォフォフォ
冬もののコート、まだクリーニングに出さなくてよかったぜー
ハムスターの保温機を再び設置。カムとヌクも気温の変化にびっくりしてます。
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2007/04/17 (Tue) 05:36

戦中編

「マンガ 水木しげる伝」中巻を読んでいる。
今、ちょうど、終戦して水木サンが日本へ戻ってきたところあたりまで読んだ。
戦中の話は、息をつく暇もないほど一気に読んだ。
体験した人でしか描けないよ、こんな描写。
もう、言葉を失った。
生きた漫画だ。
実際、生きているのであろう。

「明日は死ぬかと思うようなところで兵隊をいじめるのは非常に悪いことだと思う」
「人間が生きるか死ぬかということにはイロイロな運命の糸によって操られているのです その人個人の力だけではありませんネ」
「生きているというただそれだけのことがムチャクチャにうれしかった」
「しかし(中略)人間は安全に生きられるという保証を手に入れると それをよりたしかなものにするために(中略)欲が出る」
※『完全版 マンガ水木しげる伝 中巻』より抜粋

上記の言葉、マンガの中では、極あっさりと書かれているのだけど、その一言一言の重みといったら・・・
当事者が口にするからこそ、重く圧し掛かる、その言葉。
それを受けては、もう何も言えない。
ただ、何とも言い難い感情が湧きあがって震えるだけだ。
誇張することなく、美化することもなく、余計な主張・主観、ましてやメッセージなど野暮なことは一切入れず、ただ一人の若者が戦争に巻き込まれるということが、淡々と、しかし、ものすごいパワーで描かれている。
しかも、この地獄のような状況下を描いているにも関わらず、コミカルに、時に奇怪に謎めいた世界として綴るところが、もう、たまらんです。戦争を経験していない人が戦争ものを描こうとすると、遠慮や、善意という裏付けや、様々な下心が透けて見えてしまうものなのですが、
水木サンは体験者ですから、もう、根本が全然違うわけです。
つまり、ホンモノということです。
このマンガの前では、胸を締め付けられ、魂が疼いてしょうがなくなる。

この本、まだ数年前に出版されたものなのだけど、水木サンがご自身のお年を案じ、自分史を残すことを決意されての執筆なのだそうです。
ですが、自分史なんてものの粋をはるかに越えています。
80歳というご年齢でこの自伝を描き残すというパワーは、ただ者ではありません。
ただ、もう、頭を下げる事しかできません。
戦争を知らない世代の人たちに読んで欲しいです。

そうそう、水木サンはこの戦地で、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な妖怪、ぬりかべに出会っているのだ!
戦中だけでなく、随所に妖怪エピソードが出てくるので、面白いよ。

オイラ、基本的には、「誰かがイイと言っていたから、コレはイイ」とか、「誰かが悪いって言っていたから、コレはイマイチ」という、情報操作による思い込みが良くないという考えをもっていて、誰が何と言おうが、自分が自分自身の判断でイイと思ったもんを自由にイイと捕らえればいいと思っているし、好きなもん、イイもんは自分で見つけてこそ嬉しいものだと思っているので、
あまり、この作家が好きとか、この人のコレに影響受けてるとか、本当に好きなものは表出して書かないようにしております(ジミは別として)・・・
なので、人に何かを勧めたりということは、あんまりしない方なんだけど、(そうそう、最近、「真央ちゃん」とか書いたが、まさかお前ら本気にしてないよな・・・?)、
水木サンの作品に至っては、ぜひ今の日本人に読んで欲しいという強い切望が湧き上がって収まらないのだ。
その気持ちが、こんな風に書かせるんだと思う。
ほんま、読んでない人は、ぜひ読んで欲しい!
とオレは思ってるのだ!
うおおおーーーーーーーーーんんんん!!!
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プロフィール

苅谷文

Author:苅谷文
少女単体の苅谷文です。
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★「かわいい女 2007」とは?
アントン・チェーホフの名作「かわいい女」を、少女単体の苅谷文が、自身の日常にリンクさせ辿っていこうと試みたものだったのですが、すぐに飽きて脱線。今はテキトーです。オレはテキトーに生きます。詳細はこちらをご覧下さい。

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