
MRI撮った。
大病院に行ってきたんだが…やっぱ人が多くて待たされるね。疲れる。
さて、MRIのレポ。
オイラは、お腹の画像を撮ります。
まず、診察着に着替える。人間ドックの時に着るような、薄手のガウンみたいなアレね。上は全部脱いで、下は下着を付けていてOK。その状態で診察着を羽織る。
次に、看護士さんが「お腹の痛み止めの筋肉注射を打ちますね」と、やって来た。ええ!注射すんの!聞いてねぇ!オイラは注射だの何だの、体を人に弄られるのが大嫌いなのだ。それに、痛み止めって何!?MRIって痛いの!?ただのレントゲンちゃうんか?お腹痛くなる?何?何なん?恐いよー!ちゃんと説明してくれ!しかし、聞く余裕もなく、なすがままに注射を受ける羽目に。オレは土壇場に弱い。で、左腕に筋肉注射。注されるのは痛くなかったけど、注した後に、針を刺した場所をぐりぐりやられるのが痛い。うええ…。気持ち悪そうな顔になっていたのか、看護士から「大丈夫?」と言われる。それから、「ちょっと足が痺れたり、目がチカチカします。口が渇く感じにもなりますからね」と言われる。何だよそれ…。この薬は何なん?MRIやる前から、げっそり…
次。注射終わったら、MRIの部屋に入る。部屋の真ん中にデカイ機械が置いてある。白い四角い機械の中央に丸い穴が筒状に空いている。その筒になっている部分に、人間が仰向けに寝た状態で入り、臓器などの画像を撮るのだ。わかるよね。
で、まな板みたいな台の上に仰向けになる。その板が、丸く空いた筒の中に入っていくわけなんだけど。
まさしく、鯉だ。実験動物になったみたい。
仰向けに寝たお腹の上に、タオルと、画板みたいな、平たい板のような機械を乗せられる。少し重い。
「撮影中、機械の音がうるさいから、ヘッドホンから音楽を流します。これを聞いていて下さい」と言われ、ヘッドホンをつけられる。
技師の先生からの説明、「撮影は15分ほどかかる、撮影中は動かないこと、手は胸の上に乗せておくこと」の注意事項を受ける。
それから、「気分が悪くなったりしたら、言って下さい、聞こえますから。できれば、寝ちゃって下さい」と言われた。
いや、もう、入る前から気分悪いよ。
オイラは、閉所が大の苦手なのだ。15分も入っていられるだろうか・・・それに、痛み止めの注射の「痛み」の意味も気になる・・・
先生に聞けばよかったのに、ここでも、聞き損なう。
そんな不安いっぱいのオイラをよそに、寝台はMRI装置の中へゆっくり進んで行った。
中の狭さといえば、ちょうど体が入る分だけしかなく、まさに、カプセル状態!
機械の白い天井が、すぐ目の上に迫る。横をチラ見すれば、すぐ横が機械の白。で、頭上・・・ハッキリは確認できないけど、たぶん、頭の上も閉まってる!?(たぶん。違うかも)オレ、密封されとる!こわいいい!!!
そう思うと、恐怖が増すので、もう、さっさと寝てしまおうと思った。目を閉じる。
どうやら、撮影が始まったみたいで、ジージーとが、ビビビ・・・とか、うるさい機械音が耳元で鳴り始める。
アレ・・・?ヘッドフォンからは何も聞こえない。
おーーい!先生!音楽!聞こえてないよ!ちょっと!
言おうと思ったが、また一からやり直しするのは、時間がかかって余計嫌なので、我慢することに。
機械音、うるさい!眠れない!助けて!
撮影中、お腹の痛みは、なんとなーくだけど、ジーンとするような感覚があったような気がする。気のせいかも。この日は寝不足で体調があまりよくなかったので、そのせいかもしれないけど・・・
それより、事前の注射が効いてきて、足がビリビリするのと、眩暈がするのと、喉がカラカラになるの、こっちの方が辛かった。
こんな状況で眠れるはずもなく、オイラは一人考えた。
ヌクが動物病院で怪我の治療を受けたとき、どんなに怖かっただろうとか、
モヘア(実家の猫)が、お腹にものを詰まらせてしまった時に手術したんだけど、モヘアがどれだけ恐怖を感じただろうとか、
うちの親父が病気になった時、どれだけ辛かっただろうとか、
とにかく、身内で、今の自分の境遇と近い経験をしたことのある人間や動物に思いを馳せた。
それから、ラブリちゃんが、金曜日に温泉に連れてってくれるので、そこでの楽しみをひたすら考えた。
そうやって長い15分を過ごした。
やっと終った。
寝台から下りると、さっさと服を着替えて、部屋の外へ出た。
ヘッドフォンの音楽が聞こえなかったことは、言わなかった。
喉がカラカラ。何か飲みたい。足のビリビリがまだ続いていた。うっとおしい。早く帰りたい。
会計を済ませた後、MRI画像の仕上がり待ち、30分。
その画像を持って、また、通院先の婦人科に行かねばならん。
げっそりな一日。
画像を待っている間、ロビーの椅子に座ったまま寝ようと試みたが、やっぱり、眠れなかった。