オーディオ電源工事の軌跡
その2:下調べと部品購入「その1:プロローグ」はこちら待ってたベイビちゃん達、お待たせしました。続きです。
明日書くと言っときながら一週間待たせるとか、オイラにはよくありがちなことです。
まず、、、とにもかくにも、クリーンな電源、パワーのある電源を求めるには、オーディオ専用回路を引く、ということでファイナルアンサーだと思うのですが、実際にどんな工事を施すの???誰に頼めばいいの???最初に何やればいいの???等々色んな疑問があるよね。
まず、電気の改造は電気工事士の資格がないとできません。一般の人が勝手にやっちゃダメですぜ。
ネットの情報や口コミなんかだと、専用の電灯線を引き込んだとか、ケーブルを極太にしたとか色々な情報が飛び交っていますが、どれを参考にしたらいいのか素人にはイマイチわからん。
オーディオマニアの間では、よく「マイ電柱」って言葉を聞くけど、それって専用に電柱立てちゃうって意味???そんなこと本当にできるの???
ちなみに我が家にも一応、「マイ電柱」だけならあるのだ。
家の敷地内に一本電柱が建ってる。
これは別に珍しいことじゃなくて、周りに他の家が建っていない田舎や分筆の住宅街なんかではよく見られる光景で、我が家もそういった理由でマイ電柱があるってわけ。
この電柱、これを建てるために我が家の敷地を東電に貸しているという扱いになるらしく、東電からうちに年間いくらかの料金が支払われている。
ちなみにトランスはついてない。トランス付きの電柱から電線をもらうと馬力が違うらしいのよね。あーあ、それならどんなによかったことか。まあ、仕方ないので諦める。
まあまあ、前置きが長くなりましたが、気になるのは、オイラんちにある「マイ電柱」から専用に電灯線引く事は実際可能なのか???ってことですね。
解答は続きの「その3」で書きます。
そして工事だけど、ネット上にも「オーディオ専用回路の工事します」的なお店があるけど、どれも料金がバカ高い。
こーゆーの、使いたくないのよね。
なぜって、高くてもちゃんと希望通りにやってくれるならいいけど、決まってその店おすすめのケーブルだとか、コンセントだとか売りつけてくるのよな。そして店員の蘊蓄がウザイ。テメーのオーディオ論なんか知るか。
「アヤタンのオーディオ」では、安上がりなオーディオ環境を推進していますので、金かけりゃなんとかなる的な業者丸投げ法はとりません。
専門業者に頼らなくてもオーディオ電源工事はできます。
第一に、電気のもととなるのは電力会社よね。(自家発電でもしない限り)
ちゅーわけで、第一歩。
まずは東京電力に電話してみた。
オレ:「オーディオ専用に電灯線引き込んで回路つけたいんすけど、そんなことできるの?」
東電:「無理っす。」
オレ:「よくやってる人がいるらしいんだけど、それってどんな工事してんの?」
東電:「だから、専用電灯線を引くとか無理。」
オレ:「専用回路は?」
東電:「こっちでは工事できないから電気屋さんに受注して。」
とまあ、何の参考にもならないお返事を東電から頂きましたので、次は街の電気屋さんに聞いてみることにした。
電気工事をしてくれる近所の電気屋さんを調べてTEL。
オレ:「オーディオ用に専用回路を引きたいんだけど、工事できる?」
電気屋:「できるよ」
と、あっさりなご回答。
電話で大まかな希望と家の構図を伝え、あとは直接下見に来て頂く事になった。
(オーディオ工事の専門業者は下見だけでも高額を請求してくるところがあるので気をつけよう!ケーブルの試聴料金だといってお金取る業者、そしてそれを売りつける業者もいるので、それでも構わない人以外はご注意を。ちなみに、今回お願いした近所の電気屋さんは下見は無料でした。)
「工事できますか」なんて聞いちゃったけど、考えてみれば、ほとんどのお店で回路工事は請け負ってくれるよね。
そうゆうの頼んだ経験もなきゃ、調べたこともなかったので実感としてわからなかった。
そして、参考になったのは、各電気屋のホームページによく記載されている「エアコン専用回路工事」。
エアコンの効きが悪い家ではそれ専用に回路をつけて機器の働きを安定させるようだ。他にもコンピュータ用等々に専用回路を引く人は結構いるらしい。
うむ!これだ!
終着点がオーディオ機器というだけで、やりたいことはこれと同じ。
それを少しアレンジして、オーディオ用にもっと出来る事があればしてもらえばいいんだ。
下見の際に自分のやりたいことを明確に伝えて、実際の工事でどこまで出来るものなのか訊ねようと思った。
んで、電気屋の下見より前に、コンセントとコンセントボックスは自分で用意することにした。
コンセントは定番の松下電工WN1318に目星をつけた。
いわゆる、ホスピタルグレードのコンセントです。
それってなあに?
医療機器に用いられるコンセントの事で、機能に安定性を求める医療の現場で主に使われているものです。それをオーディオ業界が真似してるってわけです。
WN1318は安定性があると評判で、定番コンセントのような扱いになっているんですが、オイラもとりあえずこれにした。
何のこだわりもなく決めました。
色々と高価なコンセントが出回ってますが、オイラはアクセサリーにはあまりこだわりません。
コンセントやケーブルで音が変わるというけど、実際には人間の耳ってそんなによく聴こえてないです。思い込みや自己満足の世界なので、それが趣味の人はあれこれ変えて楽しむのも面白いと思いますが、オイラはそこまで余裕ないのよん。余裕あればやりたいけどね。
アクセサリーで音は変化するかもしれませんが、音楽性が変わる事はないです。
音楽性を追求するなら、メインの機材を見直して、あとは今やろうとしている電源という内蔵部分を奇麗にしてあげる事、そんで、接点を減らす、距離を縮める、接点部品(コンセントやケーブル)にそれなりのものを用いる、というシンプルなシステムで十分だと思うんですよね。
で、WN1318。
これ、3つ穴がついている、3極コンセントなんですよね。
つまり、アース(接地極)付きコンセント。
アースというのは、そのまま地球(大地)の意味で、漏電を地中に逃がすことで感電等の事故を防止するものです。また、ノイズを逃がす役目なんかもあります。
3極コンセントの場合は、3つある穴のうち、だいたい、二つの穴を挟んで中央の下についているものが接地極です。
下の写真を参考にしてね。

家電でも、洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫など水回りで使用するものや、消費電力の大きいものはアース付きのコンセントになっているお宅も多いと思います。
それで、オーディオ機器の場合、元々ACが3極のオーディオであればそのまま極性を合わせて差し込めばOKと思うのですが、オイラの使ってる機器はみんな2極。
素朴な疑問だけど、2極ACをそのまま3極コンセントに差し込んでもいいものなのか?
オイラはプリメインにアキュフェーズのE-303Xを使っているので、ここは安心と信頼のアキュフェーズに問い合わせよう!
ということで、アキュにTEL。
オレ:「専用回路を引いて電源を繋ぎたいのだけど、コンセントが3つ穴の場合はどうしたらよいか。アンプにアース取り付けちゃってもいいのん?」
アキュ:「E-303Xは'83年発売なので、今から26年前のもの。
この機種は安全規格上、電源の変更はできない。自分で改造等してしまうとこちらでは修理ができないという支障がでてくる場合がある。なので、電源の改造は行わずに、オリジナルの2極のままで使ってくり。アースをとる必要はない。逆にアースをつけると、ループしてノイズが走る場合がある。元々、アースは洗濯機など感電防止につけられたもので、最近はオーディオにもその傾向が見られるけど、基本的には2極でOK。コンセントの穴が3極の場合は、そこに2ピンを差し込んでも問題ない。ひとつ穴が余る状態になるが問題ない。差し込む際、コンセントの極性をちゃんと合わせれば、それでOK」
と、解りやすいご回答。
相変わらず親切です。
加えて、
「最近はホスピタルグレードの煽りを受けてオーディオ業界も真似し始めたけど、ケーブルやらコンセントやらに凝り出すとキリがない。」
とおっしゃっていた。
余裕だなぁ。
売りつけようとしないもん。
というわけで、3ピンに2ピン差してもOKということなので、コンセントはWN1318に決定。
で、いざ秋葉原まで買いに行った。店は俺コン。
この店、各電化製品のアクセサリーや部品を多数取り扱ってる店なんだけど、それ専門の業者や電気工事士さんなんかが買いに来るようなお店なのよね。
店内は業務用と思われる部品が所狭しと陳列されている。
で、例の如くオイラみたいな女子が入ると完全に浮く訳ですが…。
ここで、以下のものを購入。
・コンセント・・・松下電工/WN1318(948円)、
・コンセントボックス・・・松下電工/DS72191(1,170円)、
・プレート・・・松下電工/WN7506(440円)
どれも定価より安値です。
写真のものです。(組む前の写真を撮り忘れちゃった)

ボックスは鉄製でプレートは新金属性。
金属で揃えた理由は、重量感あった方が制振性があるかな、とそれくらいの理由。
手作りで木製のボックスを作ってる人なんかもいますね。すごいです。
既製の電源ボックスも色々流通してますが、どれも高いよね。
自分で部品を買った方が断然安いし、楽しいよ。
御影石のとかありますが、、、ああゆうのは誰が買うんだろう?
この店で会計する時、「これ、病院用ですけど、いいんですか?」と訊ねられた。
訳もわからずコンセントを買ってこいとお使いを頼まれた女子にでも思われたのかなぁ。珍しいんだろうな。きっと。
さて、コンセント部品も揃え、次はいよいよ工事です!
その3に続く。。。
ってまだ工事まで行き着いてないのかよ!前置きなげーよ!電気工事の記事なのに!
いいんだ!
今回はこれからオーディオを始めたいと思っている人の参考になれば思って書いているんだよぉ!